【料理レシピ本】「武士のメシ」~戦国時代、『食』はひとつの武器であった

日時 投稿:2015年8月3日 更新:2015年9月3日 カテゴリー 知って得する

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図書館でレシピ本を探していたら、たまたま見つけました。

ぶ…武士のメシ…www

しかもレシピ付きwwwwww

借りるの余裕でした。

この本について

著者

永山 久夫 (ながやま ひさお)
食文化史研究家。西武文理大学客員教授。
1932年福島県生まれ。古代から明治時代までの食事復元研究の第一人者。
長寿食や健康食の研究のほか、NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』『春日局』等では当時の食膳の再現・時代考証も手がけた。

内容

豆味噌で天下を取った秀吉、大豆パワーで頭脳を磨いた政宗、利家とまつのスタミナ夫婦膳…戦国十九武将の”勝負メシ”を忠実に再現。

見どころ

武将毎に献立を掲載!

「食は人をつくる」

織田信長は塩分多めの料理を好んだ→短気な性格
豊臣秀吉はタコや味噌など頭脳力向上食を好んだ→奇抜な発想が得意

↑みたいに、その武将が好んだ料理と、伝記とがうまく紹介されていておもしろいです♪

当時のレシピが紹介♪

武将毎に献立と、その作り方(レシピ)が紹介されています。

全部が全部簡単に作れる料理ではないですが、中には作れそうなものもあるので、挑戦してみたいなー♪

特に、ニラ雑炊!!

石田三成が関ヶ原の戦い後に食べた料理らしいので、是非作ってみたいです♪
あんまりニラと雑炊って組み合わせが思いつかなかったけど、昔から食べられてたんですねー( ´∀`)

武士ことば・江戸ことば

「敵に塩を送る」や「武士は食わねど高楊枝」などなど、現代でも使われている「ことば」を紹介してあります。

他にも色々豆知識満載で面白いです♪w

戦国武将がタイムトリップ!「鰯の塩焼きにマヨネーズ」

食文化史研究家ならではの視点でのコラムが面白いです♪

最後に

江戸の献立本とかもあるみたいなので、また読んで研究したいと思います♪( ´∀`)

皆さんも「胡豆勝米梅蒜茶(ごまかっこめじんちゃ)」でこの乱世を乗り切りましょう!!w

  • 胡: 胡麻
  • 豆: 大豆
  • 勝: かつお節
  • 米: お米
  • 梅: 梅干し
  • 蒜: にんにく
  • 茶: お茶

参考URL




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